プログラム

10月3日 フードテックステージ 14:40~15:25 セッション、交流会

和食文化とフードテックの融合による「食」の未来

内容

近年、フードテック(フード×テクノロジー)による、食における問題解決や食の新たな可能性について注目されています。本セッションでは、これまで長い歴史の中で培われてきた食文化や料理人の技、最先端の技術から生まれた食材を、科学的な視点で紐解き、これまでになかった未来の食の創出や、これまで届けることができなかった場所への和食の提供について探ります。セッションを通じ、関連シーズを持つスタートアップや企業、研究者との連携による新たなプロジェクト創出のきっかけとします。
※セッション前(14:30~14:40)にはパネラーとしてご登壇いただく不二製油株式会社様より、植物性の風味素材(ダシ)であるMIRA-Dashi®の試飲品のご提供がございます。

<モデレーター>
・(株)UnlocX 取締役 / Insight Specialist 岡田 亜希子 氏
<パネラー>
・京料理 とりよね 6代目主人 田中 良典 氏
・龍谷大学農学部 食品生理学研究室 教授 山崎 英恵 氏
・不二製油(株) 風味基材事業部 部長 齋藤 努 氏

登壇者

岡田 亜希子

株式会社UnlocX 取締役 / Insight Specialist

McKinsey & Companyにてリサーチスペシャリストとして従事。17年シグマクシスに参画しGlobal Food Tech Summit 「SKS JAPAN」を創設。現在はUnlocXのInsight Specialistとしてフードイノベーション関連のインサイト構築・発信に従事。共著書に「フードテック革命」(20年/日経BP)、「フードテックで変わる食の未来」(24年/PHP新書)

田中 良典

京料理 鳥米 代表取締役

平成16年京都に帰郷、調理場に入り、現在は、総料理長として調理場を仕切ると同時に日本料理店の経営もこなす。活動は店舗のみならず、小学校の食育授業や調理師学校、一般向けや海外でも料理教室を行い、野菜ソムリエの資格も活かしつつ活動している。この他、京都をはじめ日本の農林水産物の普及活動や食文化の継承活動を行政・省庁と連携して行っている。

山崎 英恵

龍谷大学 教授

龍谷大学農学部教授、同大学食の嗜好研究センター長。博士(農学)。1970年,大阪府生まれ。京都大学大学院農学研究科食品工学専攻修了。専門は,食品に関わる感覚科学,調理科学。主な研究テーマは,食品による気分状態と自律神経活動の変化、など。

齋藤 努

不二製油株式会社 部長

1995年入社、中央研究所で大豆たん白の新素材開発に従事。2015年、不二製油グループ本社未来創造研究所新素材創出グループのグループリーダーを務め、「おいしさ」に関する研究を主導。研究過程で得られた技術を基盤として、2021年に技術ブランドMIRACORE®を立ち上げ。2023年、風味基材事業開発部の部長に就任。2024年より風味基材事業部の部長。新たな価値を社会に実装するため事業展開に取り組む。
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