プログラム
地方創生の現在地と未来への道筋~デジタル社会における持続可能な地域づくりの未来~
内容
本セッションでは、スマートシティ先進事例を展開する事例をもとに政策と現場をつなぐ対話を通じて地方創生の未来を探ります。冒頭では、国の地方創生政策と地域DXを牽引してきた元デジタル庁統括官・村上敬亮氏が、政策の軌跡や注目事例、デジタル社会における地域づくりの方向性を提示。続く対談では、AIST Solutions(デジタル庁・シニアエキスパート)の和泉憲明氏とともに「地域経済の持続可能性」と「生活のウェルビーイング向上」をテーマに、政策立案と実践知に基づく具体的戦略を議論します。参加者の皆さまには今後の地域づくりに活かせる実践的示唆と新たな視座をお届けします。
<登壇者>
村上 敬亮
株式会社AIST Solutions 和泉 憲明
ミツフジ株式会社代表取締役社長 三寺 歩
登壇者

村上 敬亮
前・デジタル庁統括官
1967年、東京都出身。1990年、通商産業省入省。IT政策に長らく携わった後、クールジャパン戦略の立ち上げ、COP15,16等の温暖化国際交渉、再エネの固定価格買取制度創設等に従事。2014年より内閣官房・内閣府で、地方創生業務や国家戦略特区業務に従事し、2020年7月より中小企業庁経営支援部長。2021年9月にデジタル庁発足時から統括官。2025年7月に辞職。

和泉 憲明
株式会社AIST Solutions Vice CTO/博士(工学)
平成8年12月 静岡大学情報学部 助手、平成14年4月 産業技術総合研究所(産総研)・研究員、上級主任研究員などを経て平成29年8月 経済産業省 商務情報政策局 情報産業課 企画官、令和2年7月 商務情報政策局 情報経済課 アーキテクチャ戦略企画室長、令和6年7月より現職。博士(工学)(慶應義塾大学)。現在、デジタル庁・シニアエキスパートを兼務。

三寺 歩
ミツフジ株式会社 代表取締役社長
大学卒業後、松下電器産業(現パナソニック)で大手法人顧客を担当し、シスコ、SAPジャパン、ブルーコートを経て2014年ミツフジ入社、代表取締役社長就任。銀めっき導電性繊維に特化しウェアラブルIoT事業へ転換、2018年Forbes JAPAN SMALL GIANTS AWARDグランプリ、2021年度京都創造者賞受賞。現在はAGpossを活かし社会課題解決型の素材・製品開発を推進している。